夫は以前からお酒に酔っているかのようなふらつきが目立ち始め、3年前に多系統萎縮症(オリーブ橋小脳萎縮症)と診断されました。
病名がはっきり分かったことで夫も私たち家族も天命に従う覚悟ができ、森上さんの治療をすれば少しでも進行を遅らせられるのではないかと、一筋の光を見つけた気持ちになりました。
私たちの希望としては、できるだけ長く「自分の力で日常生活を過ごせる状態」を維持してあげたい、「意思の疎通ができる状態」を維持してあげたいです。
鍼治療は、多系統萎縮症の症状緩和にどれほどの効果がありますか?
多系統萎縮症は、型によってふらつきが起きたり筋肉がこわばったりするなど様々な症状が現れますが、尿失禁・お風呂や食事中に気を失うなどがあると、進行が早くなる兆候なので留意が必要です。
進行を早めてしまう自律神経異常は体表温度に現れるので、全身検査をしながら鍼治療とリハビリを併用すると、ふらつきや呂律の症状改善に効果的です。
治療後は、ご家族様も驚くほど歩きつきが良くなる患者様もいらっしゃるので、お早めにご相談ください。