鍼は多系統萎縮症に
多くの成果を上げています。

鍼は多系統萎縮症に多くの成果を上げています。

多系統萎縮症におすすめの鍼灸院|難病の鍼灸治療

多系統萎縮症におすすめの鍼灸院について説明する鍼灸師 宮原 魁都

更新 2025.02.07

鍼灸院の選び方を教えてください。

多系統萎縮症の鍼治療におすすめの鍼灸院を教えてください。長野県 M.Y.様

妹が多系統萎縮症になってしまったようです。いろいろな治療をしているのですが、鍼灸治療をするとしたら、どんな鍼灸院がおすすめですか?

長野県 M.Y.様

リハビリをしてくれる鍼灸院がお勧めです。

多系統萎縮症は、深部のインナーマッスルを鍼で治療した後、30分以内にバランスをとるリハビリをすると治療効果が上がります。
また、自律神経の異常を伴う難病なので、自律神経異常を確認できる医療用サーモグラフィを備えた鍼灸院を探すと良いと思います。

症状の進行には個人差があると言われるものの、進行が緩やかな方はお薬以外の治療に取り組まれている方が多いです。

鍼灸師 宮原 魁都

多系統萎縮症の鍼灸外来

お医者様とは違った角度から検査をして鍼治療に活かしています。

  • カラダの傾きを検査する

    オリーブ橋小脳萎縮症の検査

    オリーブ橋小脳萎縮症では、カラダの傾きが大きくなるほど症状が進みやすいので、カラダの傾きを検査します。傾く原因を作っている姿勢筋を確認しながら鍼治療を進めます。

  • 自律神経の状態を検査する

    シャイ・ドレーガー症候群の検査

    多系統萎縮症では、症状が悪化する前に自律神経のバランスを崩すことが多いです。自律神経中枢の障害は体表温度に現れるので、体温から悪化の予兆を調べて鍼治療を進めます。

  • 脳への血流を検査する

    線条体黒質変性症の検査

    多系統萎縮症が進行する方は脳への血流が悪化していることが多いです。寝ている状態と起きている状態では血流が変化するので、日常生活で一番多い姿勢で脳への血流状態を調べて鍼治療を進めます。

  • 検査結果に合わせてツボを刺激

    多系統萎縮症の鍼治療風景

    検査の結果に合わせて、的確なツボを鍼で刺激していくので、より多系統萎縮症の回復が高まる鍼治療が可能です。